プログラミング教室プレスタの溝口です。
小学校でのプログラミング教育が必修化され、多くの保護者は「子どものプログラミング学習、何から始めればいいの?」と悩まれているのではないでしょうか。
そこで今回は、はじめてパソコンを使う小学生低学年のお子さんに人気の教材を3つご紹介します。
人気のロボットプログラミング教材
アーテックロボ(スタディーノ)
さまざまな学校教材を研究・開発している 株式会社アーテック のロボット教材です。
「スタディーノ」というマイコンとパソコンを接続して、DCモーターやLEDランプを制御するロボットを作れます。
レゴ エデュケーション(レゴ® WeDo 2.0)
ブロックのおもちゃでおなじみの「レゴ」が提供するロボットプログラミング教材です。
使い慣れたブロックをつないで遊べるため、スムーズに取り組めます。
embot(エムボット)
ダンボールと電子工作キットを組み合わせたロボットを動かします。
ダンボールに色を塗ったり、他の素材を付け足してデコレーションを楽しむこともできます。
教材の比較表
教材名 | 対象年齢 | 特徴 | 学習環境 |
---|---|---|---|
スタディーノ | 6歳~ | ●Scratchベースの直感的な操作 ●実物のロボットで動きを確認 ●段階的な学習カリキュラム | PC(Windows/Mac) |
レゴ® WeDo 2.0 | 7歳~ | ●レゴブロックで組み立て ●豊富な教育用コンテンツ ●科学的思考力も育成 | タブレット/PC対応 |
プログラミングロボットembot | 5歳~ | ●ブロック型&テキスト型対応 ●音声でのガイダンス機能 ●豊富なセンサー搭載 | タブレット対応 |
選ばれる理由
1. 直感的な操作でプログラミングの基礎が学べる
いずれの教材も、ブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングができる「ビジュアル言語」を使用しています。
マウス操作や画面のタップでほとんどの操作ができるため、タイピングができなくても問題ありません。
低学年のお子さんでも、視覚的に理解しながら学習を進めることができます。
2. 実物のロボットで、プログラミングの結果を目で見て確認
画面の中だけでなく、実体のあるロボットが動くことで、プログラミングの結果がすぐに目に見える形で確認できます。
これにより、お子さんの好奇心と、「もっとやってみたい!」という意欲を引き出すことができます。
3. 段階的な学習カリキュラム
基本的な動きの制御だけでなく、センサーを使った複雑な制御まで発展させることができます。
小学校で学ぶ算数や理科の知識を加えながら、自分のベースで学習を進められます。
スタディーノを選ぶメリット
お子様にとってのメリット
- 失敗を恐れずにチャレンジできる安全な環境
- 目に見える形で成功体験を積み重ねられる
- 基礎から応用まで、自分のペースで学習できる
保護者の方にとってのメリット
- ブロックの組み合わせでいろいろなものが作れるため、汎用性が高い
- プログラミングソフトは無料で利用できる
- 小学校高学年まで、長期間にわたって使える
始める前に知っておきたいこと
必要な環境
- パソコン、タブレットなどの対応デバイス
- インターネット接続環境
- 作業スペースのテーブル
まとめ
ロボットを動かすプログラミング教材は、小学校低学年のお子様に最適な教材です。
実際のロボットを動かしながら学べる点が、お子様の興味・関心を引き出し、継続的な学習をサポートします。
まずは、お子様と一緒にデモ動画を見たり、実際の教材に触れる機会を探してみてはいかがでしょうか。多くの教育関連イベントで体験コーナーが設けられています。
プログラミング教育は、単にプログラムを書く技術だけでなく、論理的思考力や問題解決能力を育むための重要な学習です。
このような先進的な教材を通じて、お子様が楽しみながらプログラミングの基礎を身につけられることを願っています。