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男の子が電車好きになる理由を徹底分析!子どもの個性を理解してラクに育児する方法

男の子は電車が大好き! なぜだか知らないけど、誰が教えたわけでもないのに電車に夢中になるって不思議ですよね。その理由がわかれば、電車好きの特性に合った育て方が見えてきます。

男の子はどうして電車好きになるの?

男の子は電車が大好きです。プラレールやきかんしゃトーマスに代表されるように、電車のオモチャやキャラクターはいつの時代も愛されています。

それにしても、どうして男の子は電車を好きになるのでしょうか。男の子を持つお母さんなら一度はぶつかる疑問だと思います。

女の子はまったくと言っていいほど電車に興味を示さないのに、男の子は十中八九、電車好きになります。

しかも、乗り物であっても、飛行機やバスや船ではなくて、どうして必ず電車なのか不思議ですよね。

そこで、男の子が鉄道好きになる理由をいろんな角度から分析してみました。

男の子が電車に興味を示す過程を年齢順に追ってみた

生まれてから1歳まで

動くものに反応して目で追うように

生まれて間もない赤ちゃんは視力が0.1未満で、ぼんやりとしか目が見えていないそうです。

徐々に見えるようになるわけですが、その過程で動く物体を認識できるようになり、近づいたり遠ざかったりするものに興味を持つようになります。

そうです! 電車はまさに近づいたり遠ざかったりする物体ですね。

赤ちゃんのそばに、こんなメリーを置いたりしませんでしたか? ぐるぐる回るお人形を目で追っていたと思います。

これは、動くものを見るのが面白いというだけでなく、自分の身を守るために、近寄るものに早く気付かなければならないという生存本能も作用しています。

首が据わって、外へ連れ出せるようになると、いよいよ本物の電車にご対面です。

目の前を走り抜ける電車は、赤ちゃんの目には追いきれないほどの猛スピードに映りますが、だからこそ刺激的で、夢中で眺めるのです。

0歳の時期は、動いているものが「でんしゃ」というものであるとはわかりませんが、いろんな電車を見ているうちに、色や形が違うものがあることを認識していきます。

1歳から2歳ころまで

同じことの繰り返しが楽しい

絵本の読み聞かせでは、ガタンゴトンという線路を刻む音や、カンカンカンという踏切の警報音のような繰り返されるフレーズが心地よく感じるようです。

これは、電車だからというよりも、同じ音の繰り返しに反応しているようです。

誰もが知っている「おおきなかぶ」のお話しも、「うんとこしょ。どっこいしょ。」というフレーズが何度も何度も繰り返されますよね。

名作絵本にはこのような反復がよく見られます。

子どもはこういう繰り返しがあるお話が大好きですし、一度で終わらず何度も読んでとせがみます。

読まされる親はたまったものではありませんが、子どもはお気に入りのフレーズが「もうじき来るぞ」「やっと来た~」となるのが楽しくて仕方がないのです。

規則正しい動きが大好き

繰り返し好きは絵本に限りません。

決まった時間に電車が来るとか、電車が近づくと踏切の警報音が鳴り出す、通り過ぎると遮断機が上がる、といった規則正しい動きもまた、繰り返し好きに通じるものがあります。

電車を見に行くとなかなか帰りたがらないのも、繰り返しやってくる電車を見るのが楽しいからなんですね。

ちょっとした違いを区別できるようになる

絵本や実物の電車を何度も見ることで、1歳を過ぎると、電車というものをはっきり認識します。

電車、クルマ、バスは乗り物だけれど、線路の上を複数の車両をつないでガタンゴトンと走るのは電車だとわかるのです。

そして、電車には、新幹線、特急列車、普通列車といった列車種別や、山手線、中央線、京浜東北線などの路線別にラインカラーがあるといったこともわかるようになります。

電車がきっかけとなって、モノゴトをより細分化して捉える力がついていくのですね。

このころは知識が増えていくのが楽しくてしょうがない時期でもあるので、ひとたび鉄道に興味を引かれると、どんどん深みにはまっていきます。

なにしろ日本には、JRだけでなく全国各地にたくさんの私鉄、地下鉄、路面電車があり、それぞれに新旧さまざまな車両があるのですから!

2歳から3歳ころまで

知識のコレクションを貪欲に増やす時期

このころになると、自分の意志で新しい知識を求めるようになります。

絵本では物足りなくなり、子ども向けの電車図鑑を隅ずみまで見たり、本屋で見つけた大人向けの鉄道雑誌を欲しがったりします。

電車好きはますますエスカレートし、例えば新幹線は、N700Aのぞみ、E5系はやぶさ、W7系かがやきといった形式まで細分化して覚えるようになります。

プラレールで遊び方を工夫することを覚える

電車オモチャのベストセラーであるプラレールは、対象年齢が3歳からです。

とはいえ、男の子の定番オモチャだけに、3歳を待たずに遊び始めているお子さんも多いことでしょう。

はじめは一人でお気に入りの列車を走らせたり、線路をつないで遊ぶことを覚えます。

やがて、兄弟やお友だちと一緒に遊ぶ機会が増えていきます。

互いの車両を持ち寄って遊んだり、一つしかない車両を交代で遊んだりといったことを通じて、社会性や協調性を身につけていきます。

プラレールという「男の子共通の必需品」があるおかげで、一人遊びから仲間遊びまで幅広く対応できるのです。

3歳から4歳ころまで

広く深く知識を蓄積

3歳を過ぎると、飛躍的に語彙が増えて、他人と会話できるようになってきます。

「ぼくは○○がしたい!」と自己主張したり、自分ひとりで行動できるようにもなるでしょう。

記憶力にも磨きがかかります。

お出かけに電車をよく使っていたら、駅や車内のアナウンスを覚えて真似してみたり、複雑な路線図を覚えて模写してみたり、特急、急行、普通の違いを理解して停車駅を覚えたりすることでしょう。

要するに、知識の習得に余念がなく、いつまでも終わりがないということです。

4歳~5歳ころまで

家庭外での遊びが増えて興味が分散

このころになると、ほとんどのお子さんが保育園か幼稚園に通うようになり、家庭以外での遊びの時間が大幅に増えていきます。

電車に夢中だったお子さんも、ほかのお友だちとサッカーなどのスポーツをするようになったり、テレビの戦隊ヒーローのまねっこをしたり、早い子だとゲーム機で遊ぶようになるかもしれません。

お友だちが持っているものを欲しがったり、お友だちがしている習い事に一緒に行きたいと言ったりするのもこのころからです。

おおかたの傾向として、4歳前後で電車を卒業する男の子が多いようです。

電車にまったく目もくれなくなることもあれば、時たま電車で遊ぶけれど、以前ほど熱中しなくなることもあります。

「あんなに電車LOVEだったのに…」

と、親が唖然とするほど豹変することも珍しくありません。

子どもと一緒に電車好きになりかけていた親の方が、さみしい思いをするかもしれませんね(笑)

5歳以降

個性と個人差がはっきりしてきます

4歳前後で電車卒業と書きましたが、誰もがみんなそうなるわけではありません。

4歳前後というのはひとつの目安に過ぎないですし、たまたまタイミングがずれて、6歳、7歳で卒業することもあります。

電車好きを卒業しない事だって普通にあります。

まわりに電車好きのお友だちが多ければ、そのまま電車で遊び続けることも珍しくありません。

電車以上に魅力的な選択肢がなければ、電車好きのままとどまる場合もあります。

これ以降は他の趣味と同様に、子どもが置かれた環境や交友関係に影響されて、好きなものが変わったり、あるいは変わらなかったりします。

そういうことの積み重ねで、子どもの個性が磨かれていくのです。

男の子の電車好きはいつまで続く?

電車好きを卒業するタイミング

ここまでみてきたように、男の子は生まれたときから動くものに興味を持ち、それが長じて電車を追いかけるようになります。

電車というものを認識し、図鑑やプラレールなどのオモチャに日常的に接することで、知識がどんどん深まり、さらなる知識の習得にのめり込むようになります。

だいたい3歳が電車好きのピークで、4歳くらいになると徐々に電車から他のもの=スポーツ、戦隊ヒーロー、ゲーム機などに興味が移りだします。

感覚的ですが、4歳が電車卒業のひとつのタイミングといえます。

もちろん個人差がありますので、卒業のタイミングが遅れたり、卒業せずに電車好きであり続けることもあります。

電車好きをやめさせたほうがいいの?

5歳を過ぎ、小学校に入ってからも我が子だけ電車好きのままでいると、まわりのお友だちに置いて行かれた気がして不安を覚えるかもしれません。

しかし、鉄道も立派な趣味ですので、無理にやめさせようとせず、子どもの意思を尊重して見守ってあげてはいかがでしょうか。

それに、電車好きであるからこそ勉強の目的や楽しさに気付くこともあるのです。

それに、卒業しなかったとしても、それはその子の個性ですから、なんら問題はありません。

男の子だけが電車好きになる理由

どうして女の子は電車好きにならないの?

男性と女性の違いは、生物学的にはホルモンや脳の構造の違いが大きいといえます。

男性ホルモンの影響により、男性は動くものや大きいものに興味を持ちやすいことが、最近の研究で明らかになっているからです。

女性であっても、先天性の病気によって胎児期に男性ホルモンを過剰に浴びた女の子は、男の子の好むような遊びに興味を示すことが多いという報告もあります。

「男の子=電車が好き」という固定観念の影響

「男の子は電車が好き」というのは、大人たちの共通認識でもあります。

なので、男の子になにかプレゼントするとなると、親はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも、友人関係もみんな、電車のオモチャや絵本を贈ることが多いと思います。

子どもが欲しがるよりも先に電車グッズに囲まれるから、電車好きな子になっていくという見方もできます。

以上のように、人間は生まれたときから、生物学的な要因や周囲の環境から様々な影響を受けていることがおわかりいただけると思います。

もちろん個人差はありますが、これらの影響が複雑に絡み合って、男性を電車好きにしているといえそうです。

電車は幼児教育に最適な教材

日本には数多くの鉄道会社があり、それぞれの鉄道会社にはさまざまな種類の列車が走っています。

諸外国と比較しても、バラエティの豊富さでは日本の右に出るものはありません。

そして、電車をモチーフにしたおもちゃの数も半端ではありません。ドクターイエローのような、普通なら注目されないような作業車までモデル化されているのは珍しいことです。

コレクションを始めたら終わりがない底なし沼状態に陥ります(笑)

「いつも電車ばっかり・・・」

親としては他のことにも興味を持って欲しいと思うでしょうが、そこはぐっと我慢です。

他のことを無理強いしても真の力になりませんが、子どもの自発的な学びは確実に力になります。

子どもが得意げに電車や駅の名前を誦んじたら、「すごいね!よく覚えたね」と褒めてあげてください。

褒めることで「自分のことを理解してくれている、認められている」という自己肯定感を感じ、安心して次の学びを広げることができるのです。

電車好きな子どもの上手な育て方

お子さんが電車好きであるならば、それをしつけや学びに生かさない手はありません。

電車を生きた教材として利用すれば、お子さんも遊びのつもりで積極的にやりたがることでしょう。

親の共感が大事です

子どもに一人で電車を見せておきさえすればいい、というのではありません。

自立していない幼児にとって、常に頼りになるのはお父さんお母さんです。

そして、お父さんお母さんには自分のことを見てほしい、理解してほしいという欲求があります。

駅に電車を見に行ったら、お子さんと一緒に電車を目で追いましょう。

子どもはそんな親の姿を見て安心します。

「共視」といいますが、それだけで親子の心がつながるのです。

父親も関わりやすい育児

イクメンという言葉が注目されていますが、逆にいうと育児をする父親がいかに少ないかという現れではないでしょうか。

育児はお母さんに任せきりというご家庭が実際のところ多いのではないかと思います。

休日は家でのんびり過ごしたいお父さんも、たまには子どもを連れて電車でお出かけしては如何でしょう?

お父さんも子どもの頃は電車が好きだったのではないでしょうか?

童心に返ってお子さんと一緒に楽しめば、お子さんも大喜びすること間違いなしです。

電車移動で公共マナーを体得できる

電車の中で大声で泣いたり騒いだりする子どもと、なんとか静かにさせようとする悪戦苦闘する保護者。そして躾が出来ていないと苦言を呈するまわりの大人。

こんな電車内のトラブルがニュースで取り上げられることがよくあります。

そんな目に遭いたくないと、電車移動を敬遠してできるだけマイカーでお出かけするファミリーが多いようです。

周りに迷惑をかけたくないし、苦情を言われるのは辛いです。

しかしそれでは公共マナーを学ぶ機会を大きくなるまで失ってしまいます。

最初はなかなかいうことを聞いてくれないかもしれませんが、あきらめずに我慢強く躾けることが大事です。

子どもなりに状況を判断して、その場に応じた振る舞いができる人間に育てましょう。

電車にはさまざまな教育の機会があることをご理解いただけたでしょうか。

参考資料

このページの内容は、『電車が好きな子はかしこくなる (交通新聞社新書)』(弘田陽介著)を参考にしました。

「子どもが電車好き過ぎて心配」という親御さんにご一読をおすすめします。

電車が好きな子はかしこくなる (交通新聞社新書)

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ライター紹介 ライター一覧

溝口 光徳

代表:溝口光徳(みぞぐちみつのり)1971年1月大阪生まれ、某銀行系列のシステム開発会社に24年間勤め、システムエンジニアとシステムコンサルタントを歴任(現在はフリー)。
国家資格:アプリケーションエンジニア、システム監査技術者 総合旅行業務取扱管理者。
物心ついた時から鉄道ファンで、2004年にJR全線完乗達成。2017年に豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風に乗車、台湾初訪問で台湾国鉄を全線完乗。「JR大回り乗車ガイド」「鉄道模型で遊ぼう会」を主宰。

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